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インド更紗紀行

 

数年前に発行されたカーサ・ブルータスで、コンランショップのオーナーが案内役となってモダンになったインドを紹介する、という特集が組まれました。インドがモダンになった?本当にそうなら行ってみよう!と思いインド行きを決めました。またインドの更紗も見てみたいので、更紗の一大産地であるジャイプルとアーメダバードにも行ってきました。

さてインド更紗ですが、インドネシアと同じく手描きと型押しどちらも生産されています。(インドは媒染・防染を組み合わせて染色。インドネシアは主に防染による染色。)手描きはカラムカリ(kalamkari)と呼ばれ、カラムというペンで描かれます。型押しはブロックプリント(blokprint)と呼ばれ、木版を用いて作られます。(インドネシアは銅版。)

生命樹が描かれたカラムカリ/コロマンデルコースト
幾何学文様のブロックプリント/アーメダバード
花文様のブロックプリント/サンガネール
アーメダバード

アーメダバード近郊で生産されるパトラ(Patola)という経緯絣は、古くからインドネシア各地に輸出されていました。聖性のある動物・植物のモチーフを織り込んだそれらの布は、インドネシアでも不思議な力を持ち祭祀儀礼の際に欠かせないものとして、支配階級の人々の家宝として大切に取り扱われました。そして、その高価なパトラの代替品としてその文様を模倣したバティックが、インドネシアでも生産されるようになりました。

そのような土地柄なので、アーメダバードではグジャラート州で作られた幾何学模様のブロックプリントをたくさん見ることができました。

アーメダバード郊外パタンにあるパトラの工房のホームページです。興味のある方はクリックしてご覧下さい。   遠山記念館さんが所蔵するパトラの画像を公開しています。興味のある方はご覧下さい。
今昔西村さんが所蔵するパトラ文のバティックの画像を公開しています。興味のある方はご覧下さい。
インドネシアでパトラを模して作られた手描きバティック

 

アーメダバードの一番の見所は【キャリコ博物館】です。インド各地の第1級の美術品が所蔵されています。

1日2回のガイドツアーを行っており、午前10:30からはインド各地のテキスタイル、午後14:45からは伝統建築・彫像・細密画・テキスタイルの展示を見ます。セキュリティの関係上先着30名程度のみが入館することができ、それ以降に到着した人は入館できません。少なくとも30分前に博物館に到着すれば入館できると思います。入館の際は、貴重品・メモ帳・水程度のものしか持ち込むことが出来ません。その他の荷物は博物館入り口の係の人に預けることになりますので、バッグに鍵を掛けられるように準備しておくと安心です。

それぞれ2時間弱のツアーですが、持ち時間に対して展示物が多すぎます。ですので、じっくり見たい展示物があっても後ろ髪を引かれるように次の展示に移動しなくてはならないのが残念でした。余裕を持って見たい方は2、3回通われることをお勧めします。

ダーダハリの井戸(Dada Hari Vav)の階段壁面の彫刻
 

市内の生地屋さんなどで布を購入。しかし本格的なアジュラクプリント(幾何学模様の両面仕上げのブロックプリント)には出会えませんでした。やはり制作している工房に行かなければ出会えないのでしょう。
スィディサイヤドモスク(Sidi Saiyad Mosque)の窓の透かし彫り。生命樹のモチーフ。 スィディサイヤドモスクの向かい側にあるHouse of MGというヘリテージホテル。アンティークの調度品が美しく、ブティックでは素敵なシルクの小物を扱っています。(画像をクリックするとホテルのホームページに移動します。)
               
インド各地のテキスタイルとその歴史を紹介しています。パトラの説明で引用・参考にしました。
上から2段目のインド更紗3枚の画像を含む、インド各地のテキスタイルの画像が収められたCDとそれらの画集。
上から3段目のバティックの画像を含む、インドネシア各地のバティックの画像が収められたCDとそれらの画集。
旅行人によるインド ・グジャラート案内
               
 
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